介護王にオレはなる!(仮)

アラフィフ男の異業種からの挑戦

働きながらニチイの「初任者研修」を取得!レポートの大変さ&学べた実践テクニック。

僕が介護職員初任者研修の受講を決めたのは、入職してから約1年弱の頃でした。すでに夜勤も始めていましたが、介護の世界でしっかりと通用する基本を身につけたいと考えたからでした。

それに自分が勤めている施設のやり方しか知らないというのはちょっと・・・と思っていました。近所にスクールがありましたが日曜日開催だった為、管理者から『日曜日は休んで欲しくないですね』との事でした。

結局、車で1時間のニチイのスクールに決めました。ニチイを選んだのは、やはり業界最大手という安心感があったからです。

受講して大きな収穫だったと感じているのは、スクーリングで行われた実技授業でした。特に印象深かったのが「ボディメカニクス」の講義でした。これは力任せに利用者様の身体を動かすのではなく、人間の骨格や筋肉の仕組み、てこの原理などを利用して、最小限の力で介助を行う技術です。

介護技術などの本を読んでいたので、名称は知っていたのですが、実際に講師に教わった通りに足の位置や重心の移動を意識すると、スムーズに介助することができました。

体力に自信があった為、力任せでやっていた事もあり、トランス移乗で腰を少し痛める事もありました。自分自身の腰や身体への負担を減らす為にも、この技術は不可欠だと身をもって体感しました。

講師の方々はみな現場経験が豊富なベテランばかりで、「実際の施設ではこういう場面でヒヤリハットが起きやすい」「教科書通りにいかない時は、こうやってアプローチを変える」といった、リアルな実践ノウハウを交えて教えてくれた為、どの話も非常に説得力がありました。

カリキュラムは「自宅での通信学習」と「教室での通学(実技・講義)」を並行して進めます。自宅学習のボリュームは想像以上に多く、働きながらテキストを読み込んで記述式の手書きレポートを仕上げる作業は、正直に言って少しハードな時期もありました。

しかし、テキストは重要なポイントが分かりやすく整理されており、計画的に進めれば確実にクリアできる内容でした。また、通学クラスには10代から50代まで幅広い年齢層の方が集まっていました。男性は僕一人でしたが。

お互いに「介助者役」と「介護される役」を交代でやる実習では、多くの気づきがありました。ベッドに寝たまま声をかけずに身体を動かされることがどれほど怖いか、車椅子を押されるスピードがどれほど速く感じるかなど、利用者様の「目線」を肌で理解できたことは良かったと思います。

数ヶ月一緒に研修を受け仲間意識が生まれ、連絡先を交換している方々もいました。また、他の施設の事情も知れていい機会となりました。

受講料は施設が半分負担してくれましたが、3年以内に退職すると返済してくださいとの事でした(-_-;)

この時点では、「介護王」になる(仮)どころか、介護福祉士すら必要ないんじゃないかなと思っていました。

なぜならば......あえて言葉を選ばずに言うと施設内で、必ずしも「介護福祉士保有者」=「仕事が出来る人」ではなかったからです。(言っちゃった。笑)

ですが、講師の方からは『もし転職する際に、同じ条件(年齢、経験年数等)であれば、施設側は間違いなく介護福祉士保有者を採用すると思いますよ』との事でした。

なるほど、大変参考になりました。

そんなこんなで、介護職員初任者研修を無事修了しました。